元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年11月19日にstand.fmにて配信された、「トイレの使いかたでその人が分かるよね!#82」をお送りします。
トイレの使いかたはその人の心の余裕の表れ
トイレの使いかたで、その人が分かるよね
といっても、自分がいつも完璧なわけではないのですが、他人の様子をみてはっとさせられ
ることがあります。心の余裕がトイレの使いかたに表れます。
駅やデパートなどの公衆トイレで、「綺麗に使っていただきありがとうございます」と書かれてあるのを見ると、きれいに使おうと思いますよね。
かつて客室乗務員は、仕事でなくても公共のトイレを使った後はトイレットペーパーを三角折りにし、洗面台の水がはねたところは、拭いてでます.と言ったようなことが言われていました。わたしもやっていました。
実際、日本の航空会社の場合、飛行機の中のトイレの掃除は不審物がないかどうかも含めて仕事であり、特にジュニア、という経歴の浅いメンバーが積極的に取り組む仕事とされています。
ラバトリーチェックと言います。
でもこれは上位職の人が、ラバトリーチェックをしないということではありません。
誰もが用を足しに化粧室を使った後はラバトリーチェックをしています。
そういった時は①トイレットペーパーの三角折、②洗面台や鏡の水はねを拭く、③不審物チェックの3点セットが流れでした。でもコロナ以降おそらくどこまでやるかは、マニュアルの変わるところでしょう。
衛生上、トイレットペーパーの三角折と水がはねたところを拭くのは使い捨ての手袋でもしてないとちょっとどうかなと思います。
わたしも今はなるべくていねいに使うことを心がけることにして、三角折や水はねを拭いたりは致しません。
三角折をするのは「掃除をしましたよ」という合図なんですよね。
歯医者さんでもご自分の医院の中にお手洗いがあるところもあれば、ショッピングセンターやビルの中などで化粧室を共有されているところもあります。
患者様用とスタッフ用と複数掃除するという歯医者さんもあるのではないでしょうか。
もしトイレ掃除がお仕事に含まれていらっしゃるとしたら、ぜひ新人スタッフに任せきりにせず、
全員でトイレ掃除に気を配ってみてはいかがでしょうか。
自分がそうじするトイレ、自分の家のトイレだと思ったらやはりていねいに使おうと思いませんか?
そういったところから自分の職場を大切にする意識が育ってくるのではと思います。
精神論ではないですし、道徳ともいえないのですが、ちょっとした気持ちの工夫です。
栄養の入り口が口からだとしたら、トイレは出口の場所です。
他人に見せることはないにせよ、皆が使う場所、できるだけきれいに使っていき、流れの良いからだ、流れの良い環境を保っていきたいですね。
最近では家事を代行される方も多いですし、苦手なことだから、忙しいからプロに外注される方も多いことでしょう。
でも時にはやってみると気分がすっきりしますよ。少なくともわたしはそうじが得意というほどではありませんが、きれいになると気持ちがすっきりします。
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