元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2022年1月16日にstand.fmにて配信された、「マナー講座をやる目的が分からない#140」をお送りします。
マナーに意味はあるのか?
2022.1.16.#140
マナー講座をやる目的が分からなくなってしまいました。
やっていて面白くなかったし、参加者も楽しんでいらっしゃらなかったと感じました。
テキストの中身の問題か、話し方の問題か、進め方の問題か?
社会人の多くの方は、新入社員研修などで
あいさつの仕方だとか名刺の受け渡しなどということを教わっている。
それをまた再度確認する必要はあるのか?
敬語の使いかたを復習したとしてそれは現場で使うのか?
これは日本に住んでいる日本人の英語学習に似ているなと思いました。
なんのために英語、なかでも英会話を学ぶのか?
仕事で使うから、
話したい相手がいるからなど
使う理由が役に立つであろうことであれば
やろうとか、身につけなきゃ、いう気持ちになりますが、
普通に暮らしていて英語で会話する必要なければ、
「話せたらいいなー」では必要ないのですよね。
そんなことに改めて気づいてしまいました。
しかも、昔は軍隊式に皆同じ、統一の美ということが重んじられていて、
皆と同じでないと恥ずかしいといった価値観がありましたが、
今は多様性の重視、「皆違ってみんないい」です。
そうなると第一印象や言葉遣い、オンとオフの境目、
こういったことがそれぞれの価値観に委ねられてるのかな。
そんな思いを持ちました。
学びたい人が学べばいい・・・確かにそうなんですが、
自分の価値観を押し付けているのではないか?
そんな思いがむくむくと出てきてしまいました。
お洋服のお勧めであればその人に似あうと思われる服をご提案すればいい、
飲食店であれば自分の店が自信を持って提供できる商品をお勧めできればよい、
医療現場に果たしてマナーのニーズはあるのか?
第一印象がよくて自信を持って治療にあたること、
それはそうなんだけど価値はあるのか?
そんなもう一人の自分が意見をしてきました。
自分の思いとは違っていても仕事だからやらなきゃいけないことはあります。
たとえば、
金融関係のお仕事であればお勧めしたくない金融商品を売ることもある、
販売のお仕事だって自分がいいと思ってないものを売ることもある、
でも、自分はこれがいいいいと思っているけれど、
自分以外の人にも心から「これはいい、納得できる」
と思えないものをお伝えすることに違和感を覚えるのでした。
「選ぶのは相手である」
「こたえはクライアントの中にある」
これはコーチングの基本で
相手の自発的な行動を応援することを、
講座を通してお伝えしているのですが、
今その目的が分からなくなっています。
今日は自分の気持ちを吐き出す内容になってしまいました。
歯科向け医療接遇講座
✔ ワンランク上の接遇で、他医院との差別化をはかりたい
✔ スタッフの「身だしなみ」「言葉遣い」を教育したい
✔ 院内の雰囲気を明るくしたい
✔ 患者様に「また来たい」と思っていただけるクリニックにしたい
✔ 全てのスタッフに統一した接遇マナーを身に着けてほしい
✔ スタッフのコミュニケーションを良くし、チームとしての質の向上をはかりたい
✔ スタッフのモチベーションを上げたい
こんなお悩みをお持ちでしたら、歯科に特化したマナープラス研究所の医療接遇マナー講座を院内の研修として取り入れてみませんか?
まずは、お気軽に貴クリニックの現状やお悩みをお聞きする、【無料】Zoomによるオンライン個別相談にお申し込みください。
貴クリニックの今の状況、お悩みをお聞きした上で、講座の内容、進め方などをご案内させていただきます。一緒に「患者様に選ばれる歯科医院」をつくっていきましょう。
コメント