元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年11月13日にstand.fmにて配信された、「学資保険みたいな矯正保険#７５」をお送りします。
矯正のための貯金をしたい！
日本人は歯並びが悪いから、すぐわかると言われます。
わたしはずっと
歯並びにコンプレックスがありました。
歯をみせて笑うのは苦手です。
でも矯正にはお金がかかります。時間もかかります。
矯正をしても後戻りがあるということは、やる意味はあるのか？そんな風にかつては思っていました。
今は歯並び大事！、かなり高い優先順位で矯正を考えています。
今日はこんなシステムというか金融商品があったらいいなーという私の妄想です。
それは教育資金を学資保険で準備するみたいに、矯正を目的とした貯蓄型の保険の商品として、将来矯正が必要になった時はそこから捻出できるようなシステムってあったらいいなーとふと思いました。
ただの思い付きです。
もう既に世の中にあるでしょうか？
生命保険の医療特約でレーシックの視力の矯正手術をしたときは確か手術の給付金があったと記憶しているのですが、歯の矯正は特約の項目にあったでしょうか？
必要な医療と認められないと高額医療費の対象にもならないのではと記憶しています。
でも、歯並びが良くなることで、自信もって笑顔になれると、トータルで幸福感が増すし、かみ合わせも良くなります。
人生のQOLが上がります。
一部のお金持ちの人が矯正をするのではなく、もう少し身近なものになるといいですね。
最近では一部かもしれませんが矯正が流行っているようです。かつてはこどもがワイヤーのついた矯正器具をつけていることは恥ずかしいという印象がありましたが、今はおしゃれのようです。
芸能人やインフルエンサーの方々がこぞって矯正をすることで、若い人たちは矯正をおしゃれなものと思っているようです。
とはいえ、矯正したからと言って本田翼さんのようにかわいくなれるとは限らないし、
松坂桃李君のようにかっこよくなるかは分かりません。
昔にくらべると矯正は特別なものではなくなってきましたし、
マスク生活が続くので今は矯正治療をするチャンスという考えもありますよね。
でも、親がわが子の矯正を考える時、乳歯と永久歯が生え変わるころは、まだまだ子どもの方が矯正の大切さを理解するには幼いですし、第二期の永久歯列が生えそろって、必要かなと思われるときは、教育費や習い事の費用もかかるときです。
比較でいえば、一生使う歯に幼いころから矯正も含めメンテナンスをしていくことは、教育費よりもずっと子どものためになると、理解はできますが、だからといって、そう簡単にお金をだせる人は、決して多くはないと思います。
歯医者さんでも勧誘ということはできません。
保護者の方が子どもの歯並びを心配されて、先生は、「相談されればお答えする」というスタンスです。
デンタルローンというのもありますが、借金して矯正するのではなく、「あらかじめ矯正にかかる費用」 という心づもりのある貯金ができてたらよかったなと思います。
ただ矯正って結局子どものころ親のお金でやったとしてもそのころはありがたみがわからなかったという話も聞きますし、大人になって自分のお金で矯正した方が自分ごととして取り組めます。
人生100年時代ということは、歯も100年近く使うという、当たり前だけど、きちんとお手入れできていなかったら100年使い続けるのはむずかしい、そうなるとお口の中への投資って、これは矯正に限りませんが、必要だと思う今日この頃です。
今日は矯正を目的とした金融商品があったらいいなというお話でした。
まあ、自分でそのための予算を準備しようよということかもしれません。
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