元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年12月4日にstand.fmにて配信された、「 !注意!冬の歯科受診#97」をお送りします。
乾燥対策の必須アイテムはワセリン
冬、乾燥の季節、歯医者さんを受診するにあたって、気をつけた方がいいこと、なんだと思いますか?
それは、くちびるのぱっくり割れと、上唇と下唇の境目、口角の部分が切れやすくなることではないでしょうか?
歯医者さんでは意外と口を大きく開けることを求められます。
ふだん、大きな口を開けて笑うことも食べることも、話すことも、あまりないでしょう。
すると、大きな口を開けた時、唇が乾燥していて切れてしまうことありませんか?
あと器具が口角のところにあたっていたいことありますよね。
こんな時、予防も対策も、おすすめするのはワセリンです。
もし診療中に切れたところがいたかったら遠慮なく、言ってください。
他にも予防としてはふだんから大きな口を開ける練習をしておくといいでしょう。
わたしが毎回唱えている、前向きになる発声練習もおすすめですよ。
ア行の時は、手の人差し指中指薬指の3本がお口の中で縦に入るのが目安です。
イ行の時は、上下の歯が8本ずつ見えますか?
あくびが出たらたまには口を大きく開けてみましょう。
マスクをしていてもお口の周りはかなり乾燥します。このようにお口まわりの筋肉をほぐしたり、こまめに水分を摂るなどして、潤いのある口元目指してみましょう。
ワセリンはいつも持っておくと便利です。
あと、口内炎がよくできるという人は、歯科で処方してもらえます。
ただそもそも口内炎ができるということは、ストレスや疲れが原因だったり、
栄養状態が偏っていたり、良くない状況というバロメーターですから、
薬に最初から頼るよりは生活の改善が大事ですよね。
分かっちゃいるけど…とお思いでしょうが、
歯の治療をするうえでもストレスや疲れがたまっている状態だと、
いつもより痛みを感じやすかったり、治療に影響が出る場合もありますので、
お口の中のサインは身体のサインと思っていいでしょう。
12月になると途端に、年内に何とか治療してほしいとか、
年内にきれいに歯を掃除してほしいとかいう人が多くて歯医者さんは混雑しています。
年内というのは、カレンダー上のことなんだから、
「お口の中に年内も年明けもないですよ」と言いたいです。
むしろ口は365日年中無休で働いてますから、休むことも必要でしょう。
歯医者さんも技工所も年末年始は休みのところが多いですから、
歯に関しては年内に何とかしようということではなく、
むしろ、年末年始、食生活の見直しをはかってみるのはいかがでしょうか?
今日は注意!冬の歯科受診ということで、乾燥対策のこと、体調管理のことをお話ししました。
ぜひ普段から大きく口をあけましょう。
そして乾燥対策にはワセリン、年末年始は食生活の見直しを!
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