元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2022年1月3日にstand.fmにて配信された、「茶碗を割ってしまった！！#１２７」をお送りします。
自由診療で処置した歯もそれで終わりではない！
茶碗を割ってしまった！！
２０２２．１．３．＃１２７
実家から戻ってまいりました。自宅から配信しています。
帰宅早々、うっかりやっちゃったことがふたつもありました。
ひとつはブレーカーをオフにして出かけたので冷凍冷蔵庫がただの食品庫になってました。
もうひとつは、お茶を飲もうと湯呑をとろうとしたら、
隣に置いておいたお茶碗を割ってしまいました。
今日の話題は別に考えていたのですが、お茶碗を割って早々思いついたことをテーマにします。
それは歯の被せモノは自由診療だからって万能ではないよということです。
自由診療の歯の被せモノに使われている素材で今主流なのは、
お茶碗と同じ素材のセラミックです。
見た目も違和感のない色や素材ですし、歯に近い色が選べます。
とはいっても、やはり本物の歯にはかないません。
割れる心配がゼロではありません。強い衝撃がかかればお茶碗のように割れることがあります。
固い氷をがりがり噛んだり、噛み応えのある肉とかナッツとか、おつまみのスルメイカとか・・・
かじったりすると強い力がかかることがありますし、
食いしばりが強かったりするとそれも衝撃となります。
あとやっぱり一度かぶせたらそれで終わりというわけではないので、
接している前後の歯、そしてかぶせの度合いにもよりますが、
普通の歯以上にていねいに磨く必要があります。
ただ保険の銀歯に比べれば見た目にも美しいですし、歯そのものへの負担は少ないといえます。
銀歯の場合は金属ですから今アレルギーの問題などもあります。
銀歯の場合は自由診療と比較しても二次虫歯につながりやすいし、
お口の中のにおいの原因が実は銀歯が原因だったということがあります。
銀の素材そのものは耐久性がありますが、金属が劣化しないわけではありません。
金属はかたくて強すぎて歯の方が負けてしまいうことがあります。
わたしは銀歯の患者さまの被せモノを外す処置で、多くの銀の粉が飛び散るのをみて、
この金属が身体の中に入っているんだと思うと、
自分の身体の中には入れたくないなと思ってしまいました。
10代で永久歯になってから、寿命が延びるのと同時に歯の延命も必要ですが、
まさか60年も70年も使うことになるなんて子どもの時は想像できません。
一本も処置せずに健康な歯を維持できるのがいちばんですが、
なかなか難しいことなのでできるだけ自分の歯を維持することを考える、
それには処置した歯も治療とはいえ、治療して終わりじゃないよと言うことをお伝えしたいです。
健康な歯も治療した歯も含めて、メンテナンスしていきましょう。
その伴走をしてくれて、アドバイスをくれるのが歯医者さんです。
なかなか歯医者さんには相談できないよ、という方はまず、わたしでよろしければお聞きしますので、ご連絡ください。
今日はお茶碗が割れたところから、歯の自由診療の素材であるセラミックの被せモノについて、自由診療で処置した歯も治療して終わりじゃないよと言うお話をしました。
ところで、冷蔵庫の方は梅干し、味噌とチョコレート、あとヨーグルトとチーズくらいで、
冬だしまあいいかと思えるのですが、
冷凍庫の方は野菜を冷凍してたり肉や魚も入れてていたので地味にショックでした。
私は自炊をしていて、年末に食品は少なめにしていたので最小限の被害で済んだかなと思ったのですが、帰宅早々冷蔵庫のお掃除をしました。
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