元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年11月13日にstand.fmにて配信された、「歯科の選び方、選ばれ方【快適さ】#76」をお送りします。
話の進め方を一致させよう
国内線で飛行機の時刻を調べる時、今はネットで検索するのがあたりまえになりました。
ですがかつては正方形の形をした各航空会社の紙の時刻表、或いは空港ごとに、複数の航空会社の離発着を記した、つまり紙の時刻表で調べるのが普通でしたよね。
既にご存知の方も多いと思いますが、JALの国内線の時刻表は出発地ごとにページが作られていて、ANAは目的地ごとにページが作られていました。
あれっ?逆だったらごめんなさい。確かそうだったと思います。
今自分が東京にいたら羽田のページを見て行き先の時刻表を調べるというのがJALの時刻表、札幌に行きたいから札幌のページを見て今自分のいるところを見るというのがANAの時刻表です。
これ、どちらが良いとかいう話ではありません。
歯に置きかえて考えると、現在地から考えるとは、今虫歯ががいくつあるのか、銀の保険の被せ物がいくつあるのか、知ってから補綴物をどうしようか考える、となります。
また目的地から考えると、全部の歯を白くしたい、だからそれには今どうなってるのか?
どっちでも良いじゃないかと思うかもしれませんが、案外この発想というか、話の進め方が患者様と医療者で一致していた方がやりやすいのではないかと思います。
出発地ベースで話す場合、患者様は意外と自分の歯の詰め物や何本治療したか覚えていないものです。
また目的地ベースで話す場合、患者さまは自分がどうしたいのか、案外言葉にできないものです。患者様自身が「白くしたい」「結婚式までに治療を終えたい」など、はっきり希望を言葉で伝えられると、医療者側も提案しやすくなりますし、患者さまが決めたということで治療が進められます。
お互いの出発地と目的地が一致し、時には予期しないこともあるかもしれませんが、それでも気持ちよく治療がすすめられるといいですね。
さてさて、空港って行くだけでなんだかわくわくしませんか?待ち時間すらもなんだか特別に感じます。
歯医者さんもできるだけ快適な時間が過ごせるよう、工夫していきたいですね。
いえ、本当は歯医者さんは行くたびに学びのある場所だとわたしは思っています。
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