元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年11月17日にstand.fmにて配信された、「着る服に困ったら【身だしなみ】#８０」をお送りします。
制服のある仕事でよかったこと
今日は制服について話します。
意識していたわけではないのですが、これまでわたしは制服のある仕事が多かったんです。
制服のある仕事でよかったことは、３つあります。
１，毎日着る服にまよわないこと
２，サイズ変化に気づけること
３，仕事中私服の観察ができること
１，毎日着る服に困らなかったことは、通勤の往復だけですから、同じ服でも困りません。通勤時間の私服ですら制服化していました。
ちなみに客室乗務員がタクシー通勤だったのは昔の話で公共交通機関や宅配業者の配達が便利になったおかげで、タクシーを使うことは今はほとんどないでしょう。でも私服を見るだけで、なんとなく客室乗務員かなって今でもわかります。なんでしょうねー嗅覚みたいなものです。
２，サイズ変化に気づけることは、同じサイズの制服だとウエストがちょっときついなどというのがすぐわかります。あとちょっとした制服の着方でスリムに見えたり、皆が同じ服装なのでその中で、表情や姿勢などに気をつけることが大事だと思えるようになったことです。
３，仕事中私服の観察ができるのは制服だったからというより、日々多くの方と接する仕事だったからです。その人の服装は人を記憶する手がかりになります。
年齢や職業も様々な方と接する中、今どんな服装がはやってるのかとか、どんな服装の組み合わせがおしゃれに見えるのかとか、靴やカバン、アクセサリーなど・・・。
まじまじと観察することはしませんでしたが、良いなーと思う人のファッションには結構影響されました。
これは働く仲間同士でもいろいろと情報交換ができるので、よかったです。
そのおかげというか、仕事以外のプライベートの洋服は自分が着たいと思える服を選ぶことができました。
毎日仕事用に何を着ようか悩む友人の話をきくと、制服があってよかったなと思っていました。
今はエアークローゼットなどお洋服がレンタルできますので、そういった楽しみもありますね。わたしは結局エアークローゼットは続かずでした。
ただ制服がある仕事で気を付けなければいけないのは、つい皆同じ格好だから個性を出したくなることです。
特に歯科の場合、メイク、髪型、靴下です。
学生時代の生活指導のようかもしれませんが、身だしなみは相手のため、おしゃれは自分のため。ですよね。
学生だったら制服で芽生える恋愛というのもあると思うのですが、制服を脱いだらがっかりにならないよう、
制服のある仕事、だからこそ、洗練された身だしなみでたのしんでいきましょう。
制服の仕事であるあるだなと思うのは、仕事以外で私服を着て集まると、ついはりきってしまうのか、誰が誰だかわからないということです。
ふだんの制服姿はその人のシルエットで判断しているなーという発見があります。
制服と言えば、松田聖子さんの制服という曲があります。制服という単語は一言もないのに制服というタイトルなんですよね。
「♪うしなうときはじめてまぶしかった時を知るの～」
というところは、もうめちゃくちゃ共感です。
学生でなくても退職でその制服を着るのが最後の日、わかっていてもなみだがでるんですよねー。
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