元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年11月20日にstand.fmにて配信された、「こういう人はCAにならない方がいい！#８３」をお送りします。
1．寝ない人 ２．しつこい人 ３．楽をしたい人はNG！！
CAに必要な要素、条件とは・・・？
簡単に言うと、客室乗務員は専門職ではなく一会社員なので、その会社に雇われればCAにはなれます。
どのような条件が必要かは会社案内その他を見ればわかります。
そこで、今日はこういう人は向いてないだろうなと思うことを話します。
１. 寝ない人
２．しつこい人
３．楽をしたい人
寝ない人
眠れない人は向いていないです。
仕事は体力勝負、体育会系、女性社会、です。ここではいいとか悪いとか別にして。
そういう仕事が今後将来性があるかどうかはもうその人が考えることなので、また別の機会に語るとして。
とにかく眠れる体力はなによりも大切です。会社はどうもしてくれないので資質として持っている必要があります。
寝ないととにかく仕事がきついです。
不規則な仕事、夜勤の仕事は客室乗務員以外にもたくさんありますが、客室乗務員の場合、時差をいつも引きずっている状態で、気にしてたら生きていけません。
ちょっとでも時間があれば、どこでも眠れる人が活躍できます。
しつこい人
しつこさや執着心、あきらめない気持ちというのは、大事な要素だとは思うのですが、客室乗務員の場合、終わったことはさっさと切り替えないと、次に進めないということが多いです。
失敗しても反省はするけどひきづらない。
ほめられたり、良いことがあっても淡々と仕事をする。そういう人が多いように思います。
失恋しても、物を無くしても、誰かに何か言われても、動じない、動じていても動じていないふりをする、そうじゃなきゃやっていけません。
だから、
しつこい人は向いてません。
今話したこの二つの要素、寝ない人、しつこい人というのは、逆に歯科の方々には必要な要素かもしれません。
常に寝ないで集中して勉強する姿勢が求められますし、常にしつこくお口の中の状況を良くしようとする人が求められます。
患者さまとの長いお付き合いになりますから、いい意味での執念深さも必要ですよね。
3つ目の
楽をしたい人というのも客室乗務員には向きません。が、これは医療関係者も同じです。
客室乗務員の場合、空のうえは密室ですからその中でひとりでも楽をしたい人がいると仕事ができませんし、楽なことはどこにもありません。感情労働でもあるので、心も体もくたくたになります。
歯科の世界も、患者さまのお口に向き合うのは真剣勝負ですから、かなりの集中力を必要とします。休憩時間にしっかり休んで、診療時間にきっちり働く。このメリハリが大事ですよね。
客室乗務員に向かない人とは
寝ない人
しつこい人
楽をしたい人
でした。
いかがでしょうか？
わたしは、良く寝るし、嫌なこともすぐ忘れるし、良いこともわりと忘れてしまいます。
楽をすると罪悪感を持ってしまうので、向いていたんだなと思っています。
歯科業界に転職して、特に慣れなかったのは、毎日同じ時間に仕事が始まって終わって、寝る時間が決まっていたこと、でしたし、患者さまのことも顔と名前は覚えられるのですがそれ以外は結構忘れてました。
朝自転車通勤だったのに、自転車に乗ってきたことを忘れて歩いて帰ったこともあり、先生にあきれられたこともありました。
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