元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2021年12月15日にstand.fmにて配信された、「女の職場の歩き方②#108」をお送りします。
感情を入れない、自分の感情は自分でコントロールする
女の職場をいろいろと生き抜いてきましたが、前回の続きになります。
女性の多い職場での心得その弐
感情を入れない。自分の感情のコントロールは自分でする、です。
えっ?
客室乗務員て、気遣いや心配りができて心底お客さまの気持ちに寄り添っておもてなししてますよね。
歯科のスタッフの女性の方々も患者さまの悩みをお聞きし、痛みにも心底寄り添い、
共感の姿勢を示しますよね。
はい。それはその通りなんですが、職場でできるだけ長く、マラソンの長距離走のように走る、走り続けるとしたら、
そのようにお客様、患者さまの気持ちに寄り添っておもてなしの心、共感の姿勢で向き合うことは大事なのですが、100%そこに感情を注入しないことです。
女性は男性と比べてどちらかというと共感性が高いです。
共感するのは大事なんですけど、共感も仕事と割り切った方がいいです。
わりきるという言葉はふさわしくないかもしれませんね。
たとえば多くの女性は外に出る時メイクをしますよね。
家に帰ればメイクをおとして素肌になります。
そのように仕事をする自分はメイクをしている自分と思ってもいいかもしれません。
或いは演技すると言ってもいいのかな。へたな芝居はバレバレですが、うまいへたではなく、仕事では相手によりそう演技を一生懸命する、最初はこれでいいと思います。
このように言うのも、感情を投入する仕事は、長く続けていると感情を投入することがあたりまえになってしまって、何が自分の感情なのか、素の感情はなんなのか?分からなくなってしまうからなんですね。
自分でうまく気分転換、文字通り、気分を転換できることがオフの時間に求められます。
そして、心から気分転換するまでにも時間やきっかけが必要になりますので、そもそも感情を仕事に投入する時、フルスロットルではなく、どこか客観的な自分を持っておくとよいでしょう。
特に女性の場合、仕事以外に感情を求められる役割・・・お母さんとか、嫁とか妻とか娘とか・・・ある方が多いです。
仕事においては女性らしい細やかさとか気配りと言われますが、それは仕事と割り切って取り組んでみることをお勧めします。
そして自分の感情のコントロールは自分ですること、これが難しいという人も多いかもしれませんが、買い物やおいしいものを食べることや、おしゃべりもほどほどに。
自分とじっくり向き合って逃げないことも大切です。
自分の出費の状況をみると、自分がどんなことにお金を使ってきたのか分かります。
手帳を使ってる人はスケジュールをふりかえってみるのも分かりやすいです。
自分が仕事以外にどんなことにお金と時間を費やしたのか、ときおりふりかえってみましょう。
そして、体も心もいつも万全というよりは、ニュートラルな状態で、仕事に臨めるようにしてまいりましょう。
もしなにかお手伝いできることがありましたら、遠慮なくお声がけください。
今日は女の職場の歩き方その弐ということで、感情を入れない、自分の感情は自分でコントロールする、でした。
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