片付け後の共有

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元客室乗務員で歯科助手のマナープラス研究所・代表・関口京子がstand.fm「キョーコのVoice」で配信している番組をブログにつづります。
今回は、2022年1月1日にstand.fmにて配信された、「片付け後の共有#125」をお送りします。

片づけた状態をキープする方法


年末年始お片付けを家でも職場でもされた方も多いでしょう。
片付けと掃除は別の課題と考えます。今回は片づけについてです。
片付け後の状態をキープするにはどうしたらよいでしょう?
ポイントは2つです。
1.完成形を写真に撮ってしまう場所に貼る
2.モノの名前を統一する
 
新人にとって職場で困ることのひとつに、どこになにがあるか分からないという思いをしたこと、
ありませんか?
歯医者さんで新人スタッフにとって、何がどこにあるのかを把握するのは、
意外にも大変なことです。何か工夫されていますか?
家の中でもつめきりどこ?新しい歯ブラシはどこ?とモノの置き場所が家族で共有されていないため、多くの家庭ではお母さんの負担が大きくなってませんか?

何故このような事が起こるかというとどこに何があるか、全員に共有されていないからです。
誰かに聞かないと分からない状態、これはストレスになります。

ではこのような時どうしたら良いか?お手本は保育園や児童館などです。
クレヨンの場所、ブロックの片づけ方、など誰もが分かるように、子どもでも片づけられるようになっています。
それは片付けの完成形を写真に撮ってしまってある場所に貼ってあるからです。
そしてそこにしまってあるモノの名前も書いておく。
こうしておくことで、誰が見ても一目瞭然、誰もが片づけられ、出し入れできる状況が作れます。
定数の把握もできます。
子どもでも分かる状態は誰しもが分かる状態ということです。

飛行機の中でもギャレーと呼ばれる機内の台所を任されるのは新人である事が多いのですが、
新人はただでさえ仕事が多いので、なるべく自分が混乱しないように、
また、仕事の最中質問で遮られないように、どこに何が入っているのか、当時はガムテープに油性ペンで書いて貼っていました。予備のペーパーカップはどこかとか、次のミールの準備に必要なモノの場所とか・・・。
そうする事で自分が動かなくても気づいた人が準備してくれるのです。
いちいちギャレー担当の人に聞かなくても仕事が進むのでギャレー仕事がスムーズです。

家族であれば分かるだろう、歯医者さんもスタッフの人数は少ないから慣れれば分かるだろうと
思われるかもしれませんが、スタッフの定着率が低い歯医者さんほど、
院内のモノの置き場が分かりにくいなと感じます。


誰にとっても分かりやすいというのが気持ちの良い職場環境の第一歩ではないでしょうか。

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stand.fm「片付け後の共有#125」こちらから

片づけ後の共有#125 - キョーコのvoice | stand.fm
2022.1.1. 年末片付けをした後、その状態をキープするには…? ポイントは2つ! 1.完成形を写真に撮る 2.モノの名前を統一する #歯科 #歯医者さん #歯科医師 #歯科衛生士 #歯科助手 #デンタルクリニック #マナー #接遇 #医療接遇 #片づけ

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